■輪廻審議六名録(101~106)

輪廻審議用


1. 尾野原卓志(48)

罪名:転生腐蝕

総評:
尾野原は長年にわたり社会的孤立と秩序軽視を繰り返し、善徳を積む機会から自ら背を向け続けた。軽犯罪を重ねるも悔悟の跡なく、地域社会からの排除を常態とする生活は、「魂の澱」を蓄積させる典型といえる。
儀式の光を浴びぬまま、彼の魂は次なる輪廻の回廊から滑落する恐れが高く、転生腐蝕の認定は不可避と判断される。


2. 柿本明日香(33)

罪名:転生腐蝕

総評:
対象者は見た目の柔和さに反し、対人関係において他者を疲弊させる構造的性質を有しており、善き交流を育むことが極端に困難である。自己中心的な生き方を繰り返すことで、内なる功徳は損耗しきっており、「徳の灯」は既に絶えていると見られる。
輪廻の湖に還る資格を自ら放棄した者として、転生腐蝕の認定が妥当である。


3. 森垣正志(36)

罪名:転生腐蝕

総評:
高い知性を持ちながらも、その才を利己と他者攻撃に用いてきた姿勢は、魂の構造に深い歪みを生じさせている。社会通念の抜け道ばかりを探す姿勢は、輪廻の道にも抜け道を求めるがごとき不遜であり、魂の浄化から逃れんとする態度である。
その魂はもはや次の転生先を受け容れず、業の重圧により腐蝕を始めている。


4. 木村大樹(43)

罪名:純魂冒涜

総評:
元配偶者および実子に対して行われた行為の数々は、魂の胎に刻まれた穢れである。暴力と言葉による威圧、接触禁止命令の無視、子を所有物のごとく扱う態度は、ムクティ・カヤにおいて最大の禁忌「純魂への侵襲」に直結する。
輪廻の核である子の魂を踏みにじった罪は重く、魂は断罪の火に包まれるべきものと判定する。


5. 江崎京子(35)

罪名:純魂冒涜

総評:
信仰を盾とし、自らの娘を霊的な供物として扱う言動、懲罰的な教義適用、身体的・精神的支配。これらは輪廻の光を遮断する行為であり、魂の純潔性を意図的に毀損した証左である。
神聖なる魂を教祖への捧げものとする思想は、神への冒涜と同義であり、純魂冒涜の重大なる典型事例とされる。


6. 青木聖斗(40)

罪名:純魂冒涜

総評:
現時点では刑事処分が未定であるも、12歳の少女への加害疑惑は重大なる「魂の侵襲」として宗教的観点から審議対象とされる。精神的支配、性的違和感を伴う接触、支配関係の構築は、すでに転生の流れを乱すものと見なされており、「純魂への侵襲」は進行中と断じられる。














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