【船内生活観察記録】森垣 正志

船内生活観察記録


■ 基本生活状況

  • 客室:個室(事前の条件付き配置)
  • 就寝・起床:0時前後就寝、午前8時頃起床。規則的
  • 清潔・整理:部屋は常に整頓され、清掃も自ら行っている
  • 入浴・洗濯:2日に1回の入浴、衣類は週2回洗濯
  • 食事:全回出席。黙食を貫いているが、食事内容への苦情あり(「栄養設計に問題がある」と用紙で提出)

【スタッフコメント】:
規律に従った生活態度で、表面的な問題行動はなし。ただし、スタッフへの苦情や改善要求は多く、すべて文書で提出。内容は理路整然としつつも敵意を含む表現が見られる。


■ 対人行動・空間の使い方

  • 他参加者との接触:ほぼ皆無。共有スペースでの会話記録なし
  • 行動パターン:食事とデッキ散歩(夜間)を除き、大半を客室内で過ごす
  • 読書・PC作業:持参PCで何らかの記録作業。外部との通信ログは確認されていない

【スタッフコメント】:
「誰とも話さないこと」が本人にとって最も心地よい秩序と認識されており、その姿勢に矛盾は見られない。
ただし、他者の存在を「ノイズ」「干渉対象」とみなしている節が強く、無意識に空間的排他性が形成されている。


■ 健康状態

  • 身体的異常:なし。定時検温・血圧測定にも協力的
  • 睡眠:本人曰く「問題なし」
  • 情緒の起伏:発言少なく、抑揚にも乏しい
  • 行動観察:3日目、スタッフによる物音に対して「それは業務上必要な音か?」と直接抗議

【スタッフコメント】:
特段の不調はないが、音・光・他人の行動に対しての許容量が狭い様子。
過敏性というより“自己統治された秩序の中でのみ安心できる”と見られる。


■ 総合所見(第1週)

評価項目傾向コメント
環境適応生活は自律的かつ正確。
健康状態体調・睡眠・食欲すべて安定。
精神状態他者に対する関心・共存意識が著しく低い。
対人関係×会話ゼロ。空間的な支配欲が見え隠れ。












56/133(LV4)