検査記録

■ 1. 身体検査・生理項目
- 身長:171.6cm
- 体重:68.9kg
- BMI:23.4(標準範囲)
- 血圧:136 / 89 mmHg(境界型高血圧)
- 脈拍:75 bpm
- 体温:36.2℃
- 視力:右0.7/左0.5(矯正不要と自己申告)
- 聴力:問題なし
- 内科所見:ストレス性胃部不快感を訴えるも明確な異常なし
【備考】:診察時の態度は物腰柔らかで協力的だが、スタッフに対する馴れ馴れしさがやや強く、女性職員への個別質問が目立った。終始「自分はこの場を把握している」といった態度が確認された。
■ 2. 血液・生化学検査
- 肝・腎機能・血糖・脂質:概ね正常
- 白血球数:やや高値(生理的緊張の可能性)
- ホルモン系(男性ホルモン・プロラクチン):正常上限
- 感染症(HBV・HCV・HIV):陰性
- 簡易薬物スクリーニング:陰性
- アルコール代謝関連遺伝子:調査済(感受性高)
■ 3. 心理・精神適性検査(非告知型)
- 性格傾向評価(簡易MMPI類似):
→ 自己肯定感は高めに演出。防衛的態度強く、責任の外在化傾向が顕著。「他者に対する信頼尺度」では選択のぶれが大きく、表層的な協調性の下に敵意成分が混在。 - 投影検査(人物描写):
→ 描かれた人物は笑顔で腕を広げるが、背景が黒一色。「無」であることに安心する、と補足。
→ 他者との境界が曖昧で、自己中心的な理想像を投影している可能性。 - 質問応答型評価(STAI/BAI):
→ 状態不安はやや高め。不確実性に対しては支配または軽視の反応傾向あり。
【心理士所見】:
表面的には協調的だが、実際には“自分の支配できる範囲”に他者を取り込もうとする潜在的傾向が強い。特に年齢的・立場的に「弱い」と見なした相手に対する心理的侵入性が推定される。
■ 4. 行動観察・生活状況聴取(形式上は生活習慣確認)
- 職業:「今は少し休んでるけど、いつでも働ける体」
- 日常:「家事もできるし、最近は料理にハマってる」
- 家族関係:「一人だけど、近所にも顔が利く方」
- クルーズ当選についての所感:「こういうの、来ると思ってた」
【面談者所見】:
“選ばれし者”という意識が強く、偶然や他者からの恩恵に対しても「当然の報酬」として受け取る傾向あり。女性職員に対して質問を引き延ばす癖があり、会話の主導権を維持しようとする姿勢が強い。
■ 総合判定(内部用)
| 項目 | 判定 | コメント |
|---|---|---|
| 身体的健康 | ○ | 明確な疾患はなし。生活習慣リスクも低め。 |
| 精神的安定性 | △ | 外見と内面の乖離、自己中心性の強さに注意。 |
| 社会的適応性 | × | 支配欲・境界侵犯傾向があり、脆弱者への影響に警戒。 |
