児童一時保護記録

月次報告書(2023年12月度)


📌 概要

  • 保護対象児童:10名(緊急保護:7名/非緊急:3名)
  • 実施拠点:南東京保護シェルター、都内2医療機関(提携)
  • 警察・行政機関への報告:通報済み(一部、独自判断による秘密保護)
  • 通常活動(相談窓口、学校連携)とは別系統で対応
  • 保護理由:性的虐待/身体的虐待/精神的放置/ネグレクト/極端なヤングケア状況/自殺念慮発言など
  • 一部事案については、当法人所属の巡回型支援員(仮名・非公開)が事前察知

■ 一時保護実施児童リスト(2023年12月)

No. 氏名 本名(ふりがな) 性別 年齢 保護日 主な保護理由 緊急度 情報入手経路 状況
001カナコ今野 香菜子(いまの かなこ)10歳12/3湯沸かしポットによる火傷複数。母親の“しつけ”による低温熱傷と判断。コンビニ店員→警察(協力拒否)医療介入/心理支援中
002ソウタ根岸 奏汰(ねぎし そうた)8歳12/4父覚醒剤再逮捕、母失踪中。弟(5歳)と2人で極度の放置状態。警察経由→NGOに照会緊急保護/食支援・生活支援中
003アユミ鶴見 歩美(つるみ あゆみ)13歳12/6母が精神疾患。睡眠薬の過剰投与と放置が日常化。「昨日首を絞められた」と本人からLINE相談。本人より医療保護継続/通学準備中
004サヤカ横溝 さやか(よこみぞ さやか)15歳12/8母の交際相手からの性的被害(反復的)。学校教員に口頭申告。教員→NGO経由保護非公開保護措置/心療内科連携中  ★
005ミホ小坂 美帆(こさか みほ)12歳12/10極端なヤングケアラー状態。無職母と引きこもり環境下で弟妹2名の家事・育児を担当。本人に衰弱症状。匿名通報静養回復中/通学調整中
006ナツキ長尾 菜月(ながお なつき)9歳12/12ゴミ屋敷での単独生活。腐敗物・小動物死骸・害虫多数。衛生・精神状況ともに深刻。近隣住民の匿名通報緊急保護・初期医療措置完了
007リク山科 陸(やましな りく)14歳12/14オンラインゲーム・アカシックオンライン中に「死にたい」「父に殴られる」と発言。巡回型支援者“ケープ45”が察知し直接介入。保護時に顔面・腕部に外傷あり。NGO支援員保護継続/心理ケア中
008メグミ江崎 愛美(えさき めぐみ)10歳12/17宗教的影響下の家庭で「しつけ棒」常用。「従順でないと地獄に落ちる」と脅されていた。複数の痣を確認。教員から非公式連絡一時隔離措置/カウンセリング中 ★
009レイジ橘 礼司(たちばな れいじ)11歳12/21極度の経済困窮。冬季にTシャツ登校、自宅の電気・ガス・水道すべて停止。就寝場所は押し入れ。直接照会緊急保護/炊き出し・衣服支援中
010サクラ木元 桜(きもと さくら)13歳12/25接触禁止命令中の父親が再接触。「クリスマスが怖い」と本人よりLINE相談。以前よりPTSD傾向あり。本人より避難完了/専門医療支援中  ★

🛑 共通対応方針(全件)

  • 秘密保護に関し、行政・警察への通知は行わず、“匿名での即時保護”を徹底
  • 外部への説明は「一時的な病気療養」「自発的支援利用」等とする
  • 全件、親族・通学先・行政とも連絡遮断済(連絡希望者は代表判断で検討)
  • 継続保護の場合、偽名および仮入居先記録を使用

🗒 代表コメント(内部覚書)

冬季は例年、子どもたちが「逃げ場を失う」月です。
世の中が祝福に包まれる時期ほど、彼らの孤独と傷は深くなります。

「ぱぁら」は表向きのNGO活動を越えて、
声にならないSOSを受け止める、もう一つの“最後の窓口”であり続けます。

この記録が外部に漏れることは、彼らの命に直結します。
保護の現場に立つ全員が、この覚悟を再確認してください。

— 水島沙莉(代表)














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